日日是好日

よく生きている

週末を待ちくたびれて

 

『週末を待ちくたびれて

いつか笑えますように』

 

この歌詞のことを

きっと週末に好きな人に会えるから

それを楽しみに平日を生きるなんて

幸せな情景を思っていたけれど

 

今感じるのは、

まだそのいつかが来ていない日々を生きていて

いつか週末を待ちわびるほどの

誰かとの素敵な約束な未来を願う

不確定な未来の歌なのかなと

 

 

誰かのために頑張らなくてよくなったし

私のために頑張らせなくてもよくなって

漂うように楽に生きることが出来ている今

あまりに楽なもんだから

生きてるかどうかもわからなくなった

 

会いたいという気持ちもいつしか薄れて

辛さも痛みも時間は麻痺をさせていく

 

時々金縛りにあって

夢と現実の境にいる時の

こわさには慣れることは出来ないけれど

 

誰も住んでいない

スノードームの灯りは

温もりを永遠に閉じ込めてみせてくれる

私が単四電池を替える限り