2020-03-25 じわり じわりじわりと こぼしたコーヒーがラグに滲むように 日常が変わっていっている。 とめどなく染まっていく。 ゆっくり沈んでいくように。 それを受け入れなければならない。 けして心地よくもないけれど 息が詰まるようでもない。 胸がざわざわとするけれど 心臓が破れるようではない。 どんなに心が淀んで 周りが見えないくらいになっても 軽やかさは忘れないでいたい。 優しい人でありたい。 それが余計なものであっても。