日日是好日

よく生きている

淋しき我ら

 

いま空が絶対綺麗だから見に行こうって

明け方5時過ぎにそう言うあなたに

私は少し呆れていたけれど

突拍子もなく世界を広げてくれるあなたに

これからもずっとついて行きたくなった。

 

 

感情が溢れて止まらないことがある。

取り戻そうと必死になって

子供のように喚いてみて

落ち着いたら、落ち込み始める。

調子が良くない。

 

食べ物ほおばってみても

モヤモヤした気持ちまでは吐きだせない。

 

私はこわいんだ。

何度も何度も確かめる。

大丈夫だよね?って。

あなたは私から離れないよね?って。

そうしているうちに

私の方が段々疲れてきて

一緒にいることへの自信がなくなって

いっそ突き放してしまいたくなる。

なんて勝手でわがままな奴なんだろう私は。

 

手を振りほどかれる寂しさを味わうくらいなら

私の方から振りほどいてしまいたい。

 

なにがそんなに君を不安にさせてるんだ、と

お医者さんに聞かれた。

寂しい、寂しいんです私。

こんなにも一人でいることが駄目だなんて。

すっかりよわくなりました。

 

気づいて欲しい、

でも気づかれたら嫌われてしまう。

 

 

私はただ、

ただあなたと朗らかに日々を過ごしたいだけなんだ。

 

私の病気なんて

あなたは気づかない方がいいんだよ。